院長ブログ
小児矯正のメリットについて
こんにちは!
長野県松本市浅間温泉にあります、とどろき歯科医院の院長 轟紀五です。
雨降りの日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は小児矯正のメリットについてお話しします。
「小児矯正ってどんなことするのか?」
「子どものうちからの矯正は本当に必要なのか?」
「矯正はどれくらいの時期から始めた方がいいのか?」
などとよく質問を頂きます。
小児矯正とは一期治療ともいわれ、乳歯列期の子どもたちの顎の成長を正常な方向に導き、健康な噛み合わせを作るために必要な治療なのです。
永久歯が生え揃う前から治療をスタートし、乳歯から永久歯に生え変わるタイミングでしかできない治療もありますので、当院では6〜8歳から開始することを小児矯正適齢期と考え、お勧めしています。
乳歯から永久歯に生え変わるタイミング(混合歯列期)でしかできない治療については次週詳しく紹介していきますね!
さてここから本題の小児矯正のメリットについてです。
メリットその1. 成長段階の活用!
小児期に矯正治療を行うことで、成長段階での顎の発育や骨の成長を利用し、より効果的な矯正結果を得ることができます。成長期における顎の形成や歯列の整列を促進することで、将来的な歯列異常やかみ合わせなどの顎の問題を予防することができます。
メリットその2. 早期治療の可能性!
小児期に早期治療を行うことで、歯列異常や顎の成長の問題を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。早期治療により、永久歯を抜歯をせずに矯正ができたり、将来的な手術やより複雑な矯正治療のリスクを軽減することができます。
メリットその3. 発音や咀嚼機能の促進!
正しい歯並びや咬合を実現することで、子供の発音や咀嚼機能の向上が期待されます。正しい咬合により、子供の口腔機能が円滑に働くため、発音や食事に関する問題を改善することができます。
メリットその4. 社会的なメリット!
正しい歯並びと素敵な笑顔は、小児の自尊心や社会的な統合にプラスの影響を与えます。子供が自信を持ち、コミュニケーションや社交活動に積極的に参加することができます。
小児矯正治療は、成長期の特徴を活かし、将来的な健やかな口腔健康や生活の質の向上を図る事を目的としています。
早期の診断と適切な治療により、子供の口腔の発育と機能の健全な発達をサポートすることができます。
いかがでしたか?
歯並びや咬合の問題は、成長が進むにつれてより深刻になる可能性があります。
また、不正な歯並びは歯の清掃が難しくなり、虫歯や歯肉炎のリスクを高めることもありますので、子どものうちからの早期治療をおすすめします。
ただし、具体的な治療方法やタイミングは、歯科医師がお子さんの個別の状況を評価した上で決定する必要があります。
お子さんの歯並びが心配な方は是非とどろき歯科医院に相談にいらしてください!
これから暑い日が続くので、熱中症などにも気を付けたいですね。水分補給を忘れずに、スタッフ一同元気に診療してまいります!