スタッフブログ

2020年12月16日

ご存じですか?~プラークのこと~

皆さんこんにちは。長野県松本市のとどろき歯科医院、歯科衛生士の小林です。

 

12月になり気温もぐっと下がり、いよいよ冬本番ですね。この時期は何といってもクリスマスですよね☆

とどろき歯科医院でもクリスマスの飾りつけが雰囲気を盛り上げてくれています。最近は簡単に可愛く飾りつけできるものが多く、お子さんだけでなく大人の方にも好評です♪

今年もあと僅かですね。手洗いうがいをして、栄養のあるものをしっかり食べて体調管理に気を付けましょう。

 

今日取り上げる内容は、プラークについてです。

プラークとは歯垢とも呼ばれているもので、食べかすと勘違いしている方も多いですが、実は細菌の塊なのです!プラーク内には細菌が600種類も存在していると言われていて、プラーク1㎎内に細菌が1億個存在しているとも言われています。そのプラークの中にむし歯菌や歯周病菌も存在しています。

 

プラークは歯と同じような色をしていて一見気づきにくいですが、舌で触るとザラザラしたりねばねばしています。

ねばつくのは、細菌が歯面に付着してノリ状の物質を作って集団になるためです。特に朝、ねばつきが気になるのは、寝ている間は唾液の分泌が少なくなり結果として歯周病菌が増えてプラークが固まってくるのです。  

 

 

ところでバイオフィルムという言葉をご存知でしょうか。

バイオフィルムとは、硬い物質と液体との境界に、微生物が層状の巣を作っている状態のことを言います。もともとは工業や建築関係で使われている用語で、私たちの身近な存在としては、洗面台のぬめりなどもバイオフィルムに当てはまります。

そして歯にもバイオフィルムが付着してしまうのです。

歯の表面は硬い物質なので、唾液という液体に覆われているので、その表面にバイオフィルムが出来やすいのです。そのバイオフィルムがプラークというわけです。

バイオフィルム(プラーク)は、抗菌剤や界面活性剤などに対して抵抗性を持つため、歯磨き粉やうがい薬などの薬だけでバイオフィルムの中に住み着いている微生物(むし歯菌や歯周病菌)を完全に死滅させることは出来ないのです。

 

口腔内の細菌の中で、特に歯周病菌などの酸素を嫌う菌(嫌気性菌)が、腐敗臭を伴う臭い物質を生み出します。彼らが唾液や血液、剥がれ落ちた口の粘膜、食べかすに存在するタンパク質(正確には含硫アミノ酸)を分解したときに揮発性の硫黄化合物―硫化水素(卵が腐ったような臭い)、メチルメルカプタン(玉ねぎが腐ったような臭い)、ジメチルサルファイド(生ごみのような匂い)などを出すのです。

女性では、月経や妊娠などのホルモンバランスの変化によりお口の中にいる歯周病菌が活発化し、口臭が増加すると言う報告もあります。

 

 

歯周病やむし歯を進行させないために是非予防をしましょう。

歯周病の予防方法は何といっても、プラークを除去することです。プラークを除去するために最も有効なのは、やはり歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスによる歯磨きです。歯ブラシで機械的に掻き出すことによって、プラークやバイオフィルムを破壊・除去することが出来ます。歯周病やむし歯の予防・治療には、プラークやバイオフィルムを確実に取り除ける歯磨きが一番重要なのです。

そして毎日のブラッシングはもちろんのこと、歯科医院でのクリーニングやメインテナンスで付着している細菌をしっかり除去することも大切です。

歯周ポケットの中のプラークや歯石はブラッシングでは除去できません。ですので、ご家庭のブラッシングで歯肉の上の歯の表面の管理(歯肉縁上のプラークコントロール)をして頂き、歯科医院でのクリーニングで歯周ポケット内の管理(歯肉縁下のプラークコントロール)を双方で行うことが一番の有効な予防になります。

 

むし歯菌も歯周病菌も、クリーニング後3ヶ月弱で繁殖力を回復することがわかっています。一生自分の歯で美味しく食べられるように、歯科医院でのメインテナンスを受けましょう。

人生100年と言われるようになった今、歯も100年間持たせるには毎日の歯磨きだけではとても追いつきません。歯科医院のプロフェッショナルケアを受けて、歯の健康寿命も伸ばしましょう!

 

とどろき歯科医院では、かかりつけ強化診療所として、スタンダードプリコーションを前提とした感染予防をして患者様をお迎えしております。コロナウイルスに加えてインフルエンザなども流行する季節です。スタッフ一同より一層感染症対策予防をしてまいります。 皆様もどうぞご自愛ください。

 

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