スタッフブログ

2020年2月27日

お菓子が全てではない!おやつの役割

こんにちは。

長野県松本市浅間温泉とどろき歯科医院

TCの木村です。

例年のインフルエンザに加え、今年は新たな感染症(新型コロナウィルス感染症)が流行していて怖いですね。いつも以上に予防に努めていきたいですね!手洗い、うがい、除菌など、できることをコツコツやっていきましょう。

 

私事ですが、子ども達の保育園が無事に決定し、4月からとどろき歯科医院に復帰させていただくことになりました。また皆さんにお会いできるのを、今からとても楽しみにしています(^^)よろしくお願いします!

 

前回は、甘いものと虫歯の関係についてお話しました。では、おやつの時間に、子どもには何を与えたらいいんだろう?と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、おやつの役割と与え方について詳しくお話していきますね。

まず、おやつの役割とはなんでしょう?

幼児はまだ胃袋が小さく、一回で食べられる量が少ないために、三度の食事だけでは必要な栄養が取れないことがあります。それを補うための補食としておやつが必要になります。

おやつが毎日規則正しく必要になる時期は、離乳が完了した(食事の大部分をおっぱいやミルク以外で取れるようになる)頃からです。だいたい、1歳〜1歳半くらいのお子さんが当てはまります。

よく、スーパーや赤ちゃん用品店で「生後7ヶ月〜」などと書かれた赤ちゃん用のおせんべいやビスケットが売られています。これらのおやつは、あくまでも食べることの楽しさを知るための「お楽しみ」であり、補食の役割とは異なります。離乳食や授乳に響かない程度で、親子で食べる楽しみを味わう程度に利用するといいでしょう。

 

幼児は大人に比べて体が小さいですが、成長に必要な栄養量は大人の7割程度と言われています。ですので、おやつとして与えるものも、食事に準じた栄養が摂取できるものが理想的です。甘いお菓子やスナック菓子では、栄養補給になるとは言い難いですね。具体的には、おにぎりやサンドイッチなどの主食になるようなものがおやつでもいいのです!朝、昼、軽食、夕食の4回の食事と考えておやつを与えて下さい。

他には、さつまいもやじゃがいも、とうもろこしといった甘みのある野菜は子ども達に好まれます。蒸かしたり、レンジでチンするだけでおやつの完成です!果物も良いですが、糖分(果糖)が含まれていますので、食べ過ぎて食事に響かないよう、分量を調節するといいですね。

 

与えるタイミングとしては、昼食後〜夕食前の、食事に響かない時間帯がベストです!保育園でも、だいたい3時頃におやつの時間になりますから、規則正しい生活ができていれば3時を目安にしてもいいと思います。

3歳以上になると、お友達も増え、甘いお菓子を食べる機会がどうしても増えると思います。食べる時間、量、回数を決めてダラダラ食べ過ぎないように注意することが、虫歯予防にも繋がりますよ!

また市販のお菓子を与える場合は、飲み物はジュースや乳飲料などでなく水やお茶などにするなど、シュガーコントロールを意識しましょう。

 

次回は虫歯ができてしまったらどうするか?についてお話したいと思います。

今年度もあと1ヶ月ですね。それまでに感染症問題が落ち着くことを願います…。皆さんもお気をつけ下さいね。

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