耳寄り情報

2011年5月9日

本当に怖いむし歯の話

●むし歯菌は固いところにしかすめないので、生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはいませんむし歯菌(ミュータンス菌)の感染ルートはたった一つで、だ液によって、人から人へとうつってしまいます。なかでもお母さんから乳児への感染が一番多いです。離乳食で味見をしたり、温度を確かめるなど親子で一つのスプーンを使ったり、愛情表現でのキスの時にお母さんのだ液に混ざったむし歯菌がお子さんへうつります。

●生後6ヶ月~3歳が感染のピークです!
もっともうつりやすいのが、乳歯のはえはじめから3歳頃。特に2歳前にうつってしまうと将来むし歯になる可能性はぐっと高まります。

お母さん お子さん
正面
咬合面

乳歯のむし歯は、乳歯自体への影響だけでなく、永久歯、歯列、咬合へ影響を及ぼします。
・咀嚼機能の低下
・永久歯への障害→根尖病巣があると、永久歯の形成障害、萌出位置や萌出時期の異常
・不正咬合(咬合異常)→永久歯の萌出余地が減少し、歯列の異常が生じ不正咬合になる などなど…

全身への影響は…全身の抵抗力がなくなり、心疾患、腎疾患などがおこりやすくなる。
心理的影響は…前歯の崩壊や喪失をからかわれたり、食事が遅いことを注意されたり

とどろき歯科医院では、これ以上悪くしない、歯を削らない…と予防を一番に考えています。
だ液の検査をして、むし歯にかかわる菌の量やだ液の質を調べて患者さんに口腔内を把握していただいたり、定期的に検診・おそうじをさせていただいています。
写真のお子さんは、麻酔や歯を削ることが怖く、毎回大泣きをして治療を受けていました。
泣きながら治療を受けている姿を見ると、とても悲しくなります。
いくら、先生が痛くなく優しく治療をしても、恐怖心の方が勝ってしまいます。
このような子が少なくなって、歯科医院へ通ってくれる子がみんなニコニコして、歯ブラシの練習だけで帰ってくれるようになるといいなと思います。

マイナス1歳からのむし歯予防!!ということで、妊婦さんの時にお母さん自身の口腔環境を見ていただき、赤ちゃんへのむし歯菌感染が予防できたらいいなと思います。

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